コーヒー豆は世界中で栽培されています。
種類も豊富なので、どの豆がどのような味わいなのか分からないという方は多いと思います。
そこで、代表的なコーヒー豆の種類や特徴を少しご紹介させていただきます。
♦コーヒー豆の栽培地域
アカネ科の常緑樹であるコーヒーの木は、楕円形の実をつけます。このコーヒーの実は、完熟するさくらんぼのように赤く色づくので、別名コーヒーチェリーとも呼ばれています。
世界の約70ヶ国で栽培されていますが、平均気温が20度前後で1年を通じて雨が降り、標高も300〜400m以上あることなどの条件を満たしている地域で栽培されることが多いです。
とくに、高地で作られるコーヒー豆は良質なものが多いと言われています。
♦豆の種類と特徴
- ブルーマウンテン
ジャマイカのブルーマウンテンエリアでのみ栽培されている良質のコーヒー豆で、上品な香りとバランスの取れた味わいからコーヒーの王様と称されている人気の高いコーヒー豆です。
- モカ
コーヒー発祥の地であるエチオピアで栽培されているのが、モカです。そのため、コーヒー味のチョコレートやソフトクリームなどをモカチョコレートやモカソフトなどと呼ぶことも多いと思います。昔ながらの品種なので、イネのように細長く軽やかな風味が特徴のコーヒー豆です。
- キリマンジャロ
タンザニアの北東部にそびえるアフリカ最高峰と言えば、キリマンジャロです。その山の斜面で栽培されているので、山の名前がそのままコーヒー豆の名前となっています。高地で栽培された為、非常に個性的な風味になり、柑橘系のフルーティーな甘味と酸味が特徴です。
- ハワイコナ
ハワイ島の西側に位置するコナ地区で栽培されているコーヒー豆で、昼夜の寒暖差など栽培に理想的な条件が揃っているので、上質な豆が多いです。生産量は世界のコーヒー生産高の1%未満と少なく、とても希少で高価な豆とされています。味わいは、やさしい酸味とコクがあり、蜂蜜のような甘い風味が特徴です。
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